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LYRIC / ALBUM

Kind of Love

1992 / 1990年代

“好き”の近さはそのままに、少しだけ揺れや迷いが増えた。恋愛の輪郭が、前作より柔らかく複雑になった一枚です。

キス、トラブル、ショート、ハイウェイ——恋愛の言葉はまだ近いままなのに、その中に少しずつ揺れや迷いが混じり始める。大きく叫ぶより、感情の温度差を静かに置いていく。Kind of Loveは、初期Mr.Childrenの恋愛が一歩だけ複雑になった瞬間です。

近い恋愛に、揺れや迷いが入り始める。

このアルバムでも中心にあるのは、“君”と“僕”の近い距離です。ただ、EVERYTHINGより感情は少しだけ単純ではなくなり、恋愛の中の迷い、駆け引き、揺れが言葉に入り始めます。景色や都市の気配はさらに濃くなり、感情を直接叫ぶより、温度差や余韻で伝える書き方が増えていく。Kind of Loveは、初期Mr.Childrenの恋愛表現が一段深くなった一枚です。

このアルバムの言葉

WORDS

景色の中に、恋愛の揺れが置かれる。

日本語
二人笑顔臆病牧場年下体中果実予感出会山越上手雨上路上戸惑夜明
外来語・固有名詞
キステンマデトラブルグラスハイウェイダメショートプールメロディーギターケース

テーマの強さ

THEME BALANCE
情景
100
都市
93
内面
60
祈り
27
生活
13
日常
7

「EVERYTHING」からの変化

CHANGE
増えた言葉
キス臆病牧場年下体中果実予感テンマデ
減った言葉
口癖時計仲間黄昏時ドキドキ波打坂道キリン

まっすぐな恋愛に、少しだけ影が差す。

EVERYTHINGのような素直な近さは残っていますが、このアルバムでは感情が少しだけ揺れ始めます。好き、だけでは言い切れない空気や、近いからこその迷いが言葉の中に混じっている。まだ『Versus』や『深海』ほどの翳りではない。それでも、初期の恋愛表現が少しずつ複雑になっていく入口が、ここにはあります。

“Kind of” は、言い切れなさの始まり。

EVERYTHINGが比較的まっすぐな“好き”だとすれば、このアルバムには少しだけ留保があります。断言しない、揺れる、でも確かにある——その曖昧さが、この一枚の空気を作っています。後のVersusでさらに陰影が増す前段階として見ると、Mr.Childrenの恋愛の言葉が、少しずつ複雑さを身につけ始めた過程がよく見えます。

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ALBUM INDEX

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