問いや不安を通ったあとで、それでも世界を肯定してみる。2000年代のMr.Childrenが、“生きること”をもう一度前向きに言葉にした一枚です。
気付くこと、受け止めること、抱きしめること。幸せを無邪気に歌うのではなく、不安や迷いを知ったあとで、それでも“素晴らしい世界”と言ってみる——このアルバムの肯定には、そんな重さがあります。
“それでも” の先にある肯定。
Qのように問いを抱えたまま立ち止まるのではなく、このアルバムでは“意味”や“気付く”という言葉が前に出てきます。世界が最初から素晴らしいのではなく、迷いや不安を通ったあとで、それでも肯定してみる。その姿勢がIT’S A WONDERFUL WORLDの中心です。
このアルバムの言葉
WORDS受け止めたあとで、肯定へ向かう。
日本語
外来語・固有名詞
テーマの強さ
THEME BALANCE情景
100
祈り
37
内面
17
都市
11
日常
3
生活
0
「Q」からの変化
CHANGE増えた言葉
ファスナー気付意味キス上手以上昨日抱擁
減った言葉
十二月幸せ胃袋一度クリアオートバイセントラルパークブルース君無
明るさより、“受け止め方”が変わっている。
このアルバムの言葉は、単純に明るくなったわけではありません。問いや不安が消えたのではなく、それを抱えたまま“どう受け止めるか”という視線が強くなっている。だからこの肯定には、軽さではなく重みがあります。
“素晴らしい” は、簡単な言葉ではなかった。
初期の恋愛、深海の自己観察、Qの問いを経て、このアルバムでは“それでも世界を肯定する”という言葉が現れます。幸せをそのまま歌うのではなく、迷いや傷を知った上で、それでも前を向く。その複雑な肯定こそが、IT’S A WONDERFUL WORLDの温度です。
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